異世界旅行記

所謂、コンサート備忘録。

目まぐるしくまわる日々の中で (嵐「Are You Happy?」2016年12月18日公演)

奇跡的に「Are You Happy?」名古屋3日目に行ってきました。

当然のように外れて、けれども、アルバムは傷口に塩を塗るように聞いて、初回のDVDをじっくりと堪能して、

 

(……Are You Happy?かって? HAPPYだよ、このやろう……。色んな顔を見せてくれてありがとう…。嵐は私のアイドルさ~みんな大好きだぜ~[愛を叫べBGM])

 

 

となっていたのですが、急に舞い込んだ1通のメール……。

それを申し込みましてですね……。そう、制作解放席がまさかの当選…。

頭の中、パルプンテでしたよ、ええ。

というわけで、数日前に急遽参戦が決まり、行って参りました。

 

 

前回のPerfumeちゃんのブログを書くのが楽しかったので、セトリなど丁寧に書くのでなく、ポエミーに書き綴っていこうと思います。何回か、セトリとかで書いてみたけれど、チキン脳な私の文章はあまり意味がないし、DVD観ればわかることばかり書き綴っていたので(笑) 

 

印象に残った部分なんかを徒然と書き綴っていきたいと思います。(完全自己満足)

 

 

・最初の映像

白黒の、メイキング映像で、とても、オフ感のある映像。

特典映像感のある感じで、今回のツアーのコンセプトだったり、準備風景だったり、過去の映像だったりが、写し出されていた。

白黒にしたら、おしゃれになる感じ、何だろうね、例外なくお洒落な抜け感のある感じになっていて、ズルかった……。わりと、長めの映像だった印象。

 

 

 

・最初の曲のかなり長めの前奏からの嵐登場

映像が長めだったからか、オーケストラの前奏もいつもより長めだった印象。

たしかに、映像終わっていきなり登場するよりも、前奏を長めに演奏した形のほうが、盛り上がり方が段違いに良いだろうなと。

「カウントダウン」の楽しさみたいなものですよね…。(まぁ、「カウントダウン」という単語から導き出される印象は違うような気もしますが…(笑) )

そして、1曲目「人生はまるでカーニバル 気づけば祭りのあと 愛して愛されてFall ふたつとないアトラクション」「人生は夢のカーニバル 手に汗握る大激闘 追われて追い抜いてFall ふたつとないシーソーゲーム」と来る、強気感……! 期待しかない感…!! 「人生」と書いて「コンサート」と読む感じですか…? と、アルバム聴いている時には、あまり感じなかった感情が芽生えたました。

 

 

 

 

 

・「DRIVE」の物語性

今回のアルバムでは、メンバーそれぞれが「HAPPY」をテーマに曲選びから何からプロデュースしているようですが、この曲は、松本潤さんのプロデュース曲に合わせた演出、物語過ぎてつらい……。

この曲、最初聴いた段階では、お洒落なカフェで流れてそうな曲だな(失礼)みたいな

印象しかなかったのですが、ごめん……、私が間違ってた……、、、と

考えを改めさせられましたね、ぇぇ……。

 

特に「季節外れの打ち上げ花火」と「地上はジオラマのよう」の部分ですかね。

やられたぜ、ちくしょう……みたいなとこ、ありましたねえ、ええ。ファンライトの光で景色作られたら、もう、やられた…と。人間プロジェクションマッピングみたいな

感覚でしたよ、ええ……。

 

あと、「いつもの面子で相も変わらずのWeekendd バカな話も笑って泣いて連携もOK」という台詞が最高に生かされる演出だったの、これまた、やられた……って、

思ったよね……。というのも、車型の小さいトロッコに5人全員乗って、外周を回るという、まあ、オタクほいほいなやつですよ…!

しかも、乗る位置よ……。SexyZoneの菊池風磨くんも言及していたようですが、席順最高に萌えが詰まっていた……。

運転席が松本潤、助手席が櫻井翔、で、大野智相葉雅紀二宮和也(敬称略)というね!! 翔潤に、伏兵トリオ…!!

スタイリッシュな翔潤に、わちゃわちゃかわいい伏兵…最高に眼福……。

 

運転席が左側で外車仕様なのも最高にムカつくし、スクリーンのカメラ、翔さんの撮った画像の粗めな感じの「プライベート感」も最高かよ……、と、あの瞬間、「最高」という語彙しかこの世に存在しないかと思ったよね……。

 

 

 

・ ショウ・サクライのスタイリッシュ感

これ、外見もなんですけれど、内面で、相変わらず、スタイリッシュ翔だなと感じたの部分がちょいちょい有って。

1つは、MCの時に「DRIVE」の演出で、車型のトロッコ(?)に乗っている時に、大野さんがファンサ・マシーンになっていた、っていう報告を受けた場面で、二宮さんか誰かが、翔さん気づいてなかった?みたいに振ったときに、「それは後ろ側のバイブスだから。(笑)」と返した部分。

 

もう一つは、相葉さんが曲の前に「誰か、おならしなかった?(笑)」って尋ねた場面で、「櫻井・松本組は、フローラルの香りだから~~」と答えたところ! 「バイブス」とか「フローラル」と言った単語が、さらっと息をするように出るあたり、スタイリッシュ翔だわ……と思った次第です。

 

 

 

・「青春ブギ」好き……

相葉さん監修のこの曲。この曲は、アルバムで聴いた段階から、この昭和歌謡感好きだな、コンサート楽しそうだなと思ってた曲で、まぁ、期待を裏切らず、最高に楽しかった。

相葉さんのナレーションから物語が始まる……。

恋愛が成就した者だけが卒業できる「失恋リハビリ道場」でいつまで経っても卒業できない、モテない男5人……。

「愛の釣り人大野さん」「恋文の翔」「お部屋の和」「ドMJ」そして、「熱血の相葉」……。

一キャラのっているの大好きな私にとってはたまらん……。

そして、学ランなのも、とてもたまらん……。可愛かった……。

相葉さんにスタンディングオベーションだわ……。

 

 

 

・照明がすごい件

あのー、これ、本当にあった話なんですけれど、ムビステからね…

照明が!! ニョキっと出てきたんですよ!!「Iseek」の時にミラーボールとして…!照明が出てきて、上下し出したのを見て、おお…ムビステはネクストステージへ……と思いましたねえ、ぇぇ。

 

あと、花道として使っていた、花道だとしか思っていなかったところから、

ニョキっと照明が出てきた時も、……やられた…と思った。

花道が、「舞台」になる。この魅せ方、最高だなと思った。

 

 

 

・動線が素晴らしく考えられている。

今回、私は所謂見切れ席だったのですが、そこから見てて、誰が一番来た席だったんだろうと考えたら、……皆平等に来てたなぁ…と。(これと似たようなこと、エイトでも思ったんだけど、また、エイトの感想は別に更新しよう…)

で、感想を漁っている時に、同じようなことを書いている方が居て、それって、

とてもすごいプロフェッショナルなことだなあと……。動線とか、立ち位置とか、

一緒のほうが覚えやすいに決まっているじゃないですか。だけど、そこで、

緻密に計算して、回ったら、誰のファンにも満足してもらえるものになるじゃないですか。それって、本当すごいなあと……。尊敬しかないわ……。

 

 

 

・見切れ席/上のほーの構い方うまさよ……

去年は上のほーで入って、照明の素晴らしさと、上のほーをめちゃくちゃ気遣ってくれるメンバー(特に翔さん)にありがてえな……と思っていたのですが、

今年、見切れ席で入って、トロッコの乗り降りで見切れゾーンを指さしてくれること多いな~~~と。見切れ席、メインステージだと、ステージ前方でのパフォーマンスしか見れないところもあったから、たまに置いてけぼり感、感じてたりしたんだけど、その辺のタイミングでトロッコとか入って絶妙だよな~~と思った。

特に、相葉さん、「Love so sweet」の終わるタイミングで見切れ席にバーン♡と指さし…。

あれ、超絶愛しすぎたし、あの瞬間、辺り一帯が相葉さんに心もってかれたよね、ええ…。とても、うまいな……って思いやした。

 

 

 

・こんな好きな人に出会う季節二度とない…からこそ……

こんだけ称賛したこと書いて何言ってんんだって感じなんですけど、

翔さんと松本さんがセトリネタバレするから、初日以降の驚きが少ない…と

雑誌で語っていたようですが、……それ、最近のライブが殆ど アルバム曲+定番曲だから、単純に驚きが少ないだけや……!!(小声)

 

同じ曲でも演出でとても楽しませてくれるし、定番曲には定番曲たる所以もあるし(盛り上がりの一助になっている曲も多数だし)、それを否定する気は毛頭ないんだけど、

要は、1曲でも最近歌ってない曲を入れたら、それだけで驚きが違いますよ!!ってことですよ……!!2012、2013でファンの人気曲のデータもあるでしょうし(ただし、その当時の新曲が1位2位なあたり完全なる人気曲投票ではないけれど)、お手振り曲でも、あのなんか、タワーみたいなんに乗って歌う時でも構わないんで……!

と、少し思った私なのでした。

でも、メドレーのお得感も好き。福袋みたいなお得感と多幸感ある……。

結局、楽しければイッツオールライトみたいなところはある…笑

講釈垂れるクソ新規でごめんなさい……。 

 

 

 

・Daylightの余韻

Daylight、正直、最初聴いたとき、ああ、これコンサート映えしない曲だな…

と思ったんですよ。両A面で発売だった「Iseek」はとてもキャッチーだし、映えるから、ちょっと印象薄かったのもある。

翔さんにラップ依頼したのも、メロディーだけではコンサート演出としてのパンチが弱いなというところもあっただろうし。

 

でも、PVの世界観が素敵で、印象変わって頻繁に聴くようになって、ああ、この曲、すごくスルメ曲で、優しい曲だな…と。

1番好きな曲ってわけでないけれど、楽しいコンサートの最後に、沁みる感じの1曲でした。

 

「いつかそう ここに帰ってくる 今よりも明日を見てるから」って嵐に歌われちゃ、

頑張って徳を積んでまたここへ来たいと思うじゃないですか…。

アイドルは明日への希望ですよ、ええ…。

 

 

 

 

 

 今回、「大人な嵐」というか、今の嵐だからできる、余裕のある、引き算のできているライブだった。前へ前へと進んできた嵐が、一度立ち止まって、今の自分達にできること、今の自分達にできることを披露してみようというか。

もちろん、いろんなところ挑戦的でゾクゾクもした、とても楽しいライブだった。

「Are you HAPPY?」の質問に、「Yes.I am very happy! 」と即答できるライブだった。見えなかった部分も多いから、DVDが既にほしい。

 

これからも、新しい景色見せてください。楽しみにしてます。